街からアルパインまで、様々な環境で活躍するカリマーのギアから、今回は〈eclipse pro 27〉のカメラバッグとしての活用法をご紹介します。
都市とフィールドを日常的に行き来する僕にとって、リュックサックは必須アイテム。日常使いからエクスペディション向けまで様々なカリマー製品を愛用しています。なかでも〈eclipse pro 27〉は、使用頻度が最も多いアイテムです。
4泊の取材旅行。空港でのひとコマ。〈eclipse pro27〉はカメラバッグとして使用。カリマーのキャリーバッグ 〈clamshell 80〉には衣類のほか、大型カーボン三脚やリフレクターなど、仕事に必要なすべての機材が収納されています(写真は旧モデルです)。
〈eclipse pro 27〉はリュックサック〈eclipse 27〉を、ビジネスユース向けにデザインしたもの。街でもアウトドアでも使える汎用性と堅牢性、背負い心地の良さから中型カメラバックとしても活用しています。
カメラバックとしての使用法を紹介します。〈eclipse pro 27〉の容量は27リットル。フルサイズ一眼レフカメラ2台、望遠レンズ、標準レンズ、広角レンズを入れるには十分な容量です。底面と背面にはパッドが配置されていますが、市販のインナーソフトボックスを使ってクッション性を高めます。
カメラボディ+広角ズームレンズ、望遠ズームレンズを収納した状態。
背面のスロットにはパソコンとA4ファイルが入ります。
カメラ用プロテクティブ・ラップで、標準ズームレンズ+カメラを包んでパッキング。僕は「f64」や「TEMBA」のプロテクティブ・ラップを使っています。アウトドアでの使用時は、防水インナーパックも併用し、レインカバーを携行すれば、突然の雨でも安心です。
バッテリーや充電コード類はジッパー付きワンドポケットに。フロントコンパートメントは、タブレットやKindle、パスポートをすっきり収納してくれます。キーホルダーやアイテムの落下を防ぐコード等ささやかな装備も、機能性を高めるポイントです。
機動力と安全性はカメラバックの大切な要素。撮影対象・機材・ロケーションにより、ショルダーバッグからキャリーケース、キャンバス素材からナイロン、ジェラルミン製まで、大小様々なカメラバッグを使い分けますが、飛行機の座席下にぴったり収まり、ビジネスとアウトドアギア双方の良さを併せ持つこのリュックサックは、国内外を共に旅した相棒です。
また自由に、世界を巡る日を想いつつ。
皆さまのご健康を、心よりお祈りいたします。