カリマーの新作レインウェアの撮影とフィールドテストのため、 梅雨どきを狙って北八ヶ岳を訪れました。 6月半ばの八ヶ岳。梅雨前線が本州を北上し、標高2,000mを越す稜線は雨風が吹く悪天候。レインウェア の性能を試すにはこれ以上ない条件です。
午前8時に行動開始。まずは白駒池へ。標高2000m以上にある湖としては、我が国最大の面積を誇ります。 週末や紅葉シーズンは多くの人で賑わうものの、この日のハイカーは皆無。吹き下ろす風が、神秘の湖水を 波立たせるのでした。
白駒池の原生林。恵みの雨が、苔の絨毯を鮮やかに潤します。
日本で見られる苔は約1800種。北八ヶ岳ではそのうち485種が確認されているのだそう。奥深き苔の世界。 まだまだ新種が見つかるかも知れません。
白駒池周辺を散策後、トレイルを西へ。撮影標高2300mの山、高見石を目指します。
今年は雨が少なく、雪解けが遅れていました。陽の当たらぬ斜面にはところどころに残雪がありました。
(次回へつづく)
今回使ったアイテム
レインウェア:beaufort 3L jkt、レインウェア:beaufort 3L pants、パンツ:DTA pants、ミッドレイヤー:DTA L/S shits、ミッドレイヤー:trail fleece、バックパック:SL35