夏の暑さが長引いた2012年、関東にも秋の気配が訪れました。
木々が赤、黄色と鮮やかに紅葉したのを見計らい、女優の福本幸子さんが奥多摩へ。
場所は、都心から車で約2時間の奥多摩にある大岳山(1266m)です。
選んだのは、気持ちのいい沢沿いを歩く往復約3時間のコース。ハイキングで持って行くのにちょうどいい<ridge SL 30>を背に、持ち前の体力で急な登りも軽やかなステップで進みます。風で揺れる鮮やかな黄色に染まる木々の美しさに思わずため息がこぼれました。
天狗岩を過ぎ、よく整備された登山道を沢沿いにゆっくりと散策気分で歩きます。かつては修験道として多くの修行僧が歩いた養沢川。厳かな雰囲気で深い緑に囲まれた石段をリズミカルに登っていきます。途中にある休憩所ではおやつを食べて一休み。沖縄育ちで普段は海で遊ぶことが多い福本さん。大きな山となけれど、森のなかでキャンプをしたりすることもあるそう。今回は奥多摩の山という、海とはまた違う自然に触れて終始発見と感動の連続だったようです。アシナガグモを見つけて「すごい細くて長い足!そんなところにいるとふんじゃうよ」と驚きつつもその表情は楽しそう。
「山は海と違って、人の生活に優しくよりそう感じ。空気もきれいで心が落ち着く」とうっすらとまだ緑が残る奥多摩の秋を、全身で味わっていました。そして分岐を過ぎて最後の急な岩場を登りきると、いよいよ山頂へ。そこには奥多摩の山々と街が見渡せる絶景が広がります。
険しい道のりを越え、ようやく山頂へ。無事に登頂した嬉しさから、くったくのない笑顔がこぼれました。次は富士山を登頂してみたいと意気込み、次の目標に向けて遠くに見える山影に想いを寄せているようです。
- 山頂で景色と紅葉と楽しみながらお昼ごはん。日陰などちょっと肌寒いと感じたときは、温かいスポーツドリンクがおすすめ。疲れた体にじんわりと染み渡ります。
- 英語、中国語など語学が堪能で国際的にも活躍している福本さんは現在、自らが監督となり映画の撮影をしている真っ只中。演じるだけでなく製作する側としての才能も発揮するという新しい自分を発見したみたいです。「初めて監督に挑戦してみて、産みの苦しみ、モノを造り出す難しさと面白さを感じてます。大変ですがとてもやりがいがあります。あと、これから映画に出演する際は監督さんにもっと優しく接しなきゃいけないんだな、と身にしみて思いました(笑)」
- ひとつの物事にとらわれず、底なしの好奇心でどんどん新しいことへチャレンジしていく姿は彼女の魅力のひとつ。沖縄に帰ったら、女優業だけでなく、映画の撮影や編集で忙しくも充実した日々が待っています。プライベートでは世界中を旅するのが好きで、撮影が終わると次は南米へ出かける予定。そして、旅のお供に欠かせないのがザック。いつも行き当たりばったりな旅なので身軽に動けるこれくらいの大きさのザックで行くのがちょうどいいとのこと。
そんな自由気ままな旅やハイキングに<ridge SL 30>はぴったり。まだまだ秋ははじまったばかり。奥多摩や丹沢などがおすすめです。お気に入りの紅葉スポットを見つけに行ってみませんか?
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福本 幸子(ふくもと・さちこ)
大型一種自動車、大型自動二輪車、一級小型船舶操縦士、潜水士の免許を合わせ持ち、趣味は車と海と旅。普段はドライブとツーリング、サーフィンが日課。隙あらばバックパック一つで世界中を旅する。これまでに訪れた国地域30カ所以上。現在、自身初監督兼主演の短編映画『愛と藍』製作中。
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